高校生のための
卒業生の声


地方公務員(中学校教諭)
学芸学部 英語学科 2018年3月卒
半田市立半田中学校
三鹿 萌
私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!

私は中学校で英語の教員として働いています。現在は、2年生の英語と外国籍の生徒の日本語習得をサポートするクラスを担当しています。中学校の3年間は外見だけでなく内面も大きく変わる時期なので、その大切な時間を一緒に過ごす中で、生徒の成長をより身近に感じることができるのがこの仕事の魅力だと感じます。
学校でこんなことを学んでいました!

毎日1回はネイティブと話す授業があり、「公用語は英語」という環境下で語学力を磨くのはもちろんのこと、英語を使ってたくさんの国の文化を学んだり、読み物を読んだりしました。また、1年次には海外英語実習を、3年終了時には休学をして1年間アメリカに留学をしました。日本語教師としてアメリカの中学校でインターンシップをするプログラムを通し、英語だけでなく教師としての経験を積むことができました。海外での経験は、生徒がおもしろいと感じる授業作りをする際にとても役立っています。
学生時代に取得した資格!

中学校教諭一種免許状(英語)と高等学校教諭一種免許状(英語)を取得しました。教職担当の先生が非常に熱心な方で、模擬授業も夜遅くまでつきあってくださいました。TOEIC600点以上や示された評定基準を満たす、など先生が定めた採用試験を受けるための基準があったので、それも励みになりました。同じ教職を目指す仲間とともに乗り越える中で、先生や仲間との絆が深まり、士気も高まる。ここで学んだこと全てが今の仕事につながっています。
この仕事を選んだ理由・きっかけ!

私にとって何でも教えてくれる学校の先生は憧れの存在であり、小学生の頃からの目標でした。憧れの先生で思い浮かぶのは中学1年生の担任の先生。良いところ、悪いところをはっきり言う方で、いつでも励ましてくれましたし、どんな生徒に対してもいつでも話を聞く、というスタイルでした。まさに自分のめざす教師像。自分が思い描く教員に少しでも近づけるよう、日々努力中です。
学生生活のここが好きでした!

少人数制の授業です。どの授業も先生にいつでも質問しやすいアットホームな雰囲気で、疑問点はすぐ解決することができました。また、外国人教員がたくさんいらっしゃったので、いつでも英語を使える・身に付けることができる環境だったことも魅力に感じます。
進路を考える高校生へのアドバイス!

たくさんの経験が今後の人生に大きく影響し、自分を強くしてくれると思います。貴重な大学生活を悔いのないようたくさん経験し、自分を磨く有意義な時間にしてください!
私の目標は「英語」が好きな生徒を増やすことです。授業では、教科書を教えるのではなく、学んだ知識を活用できる授業を心がけています。自分が留学で感じた、言語を使って他国の人とコミュニケーションをとることの楽しさを伝えていきたいと思います。

この先輩が通っていたのは