高校生のための

卒業生の声

子どもたちの笑顔や感謝の言葉は、かけがえのない宝物。
川崎医療福祉大学 卒業生
川崎医療福祉大学 卒業生

臨床工学技士

医療技術学部 臨床工学科 2021年3月卒
大阪府立病院機構 大阪母子医療センター勤務

竹本 愛理

私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!

川崎医療福祉大学 卒業生

医療機器の保守管理をはじめ、心臓血管外科手術における人工心肺装置や集中治療室での人工呼吸器・ECMO・血液浄化装置の操作管理、カテーテル業務やペースメーカー外来、在宅人工換気業務に従事しています。医療機器のスペシャリストとして小児医療に携わり、患者様やご家族の笑顔が見られたときはやりがいを感じます。

この仕事を選んだ理由・きっかけ!

私は幼少期に通院することが多く、当時から医療の現場に関心がありました。中でも臨床工学技士は、患者様と直接関わらない業務もありますが、人工心肺装置や人工呼吸器といった生命維持管理装置の操作管理から医療機器の保守管理まで、様々な形で医療の質を高めるために欠かせない職種という点に惹かれ志望しました。

私の就職活動!

川崎医療福祉大学 卒業生

私の場合は就職活動が4年次の臨床実習中であり、一人では手が回らなかったところ、ゼミの先生に手厚く指導して頂き、なんとか応募書類を作成することができました。コロナ禍で予定していた病院見学が無くなったり、大学から新卒で小児病院に就職した前例が無かったりと厳しい状況でしたが、周囲のサポートのおかげで第一志望であった現就職先より内定を頂くことができました。

学生生活のここが好きでした!

川崎医療福祉大学 卒業生

附属病院もあり、他の養成校に比べて臨床実習期間が長いため、現場で実際に必要な知識を学びながらゆっくりと将来従事したい分野について考えることができました。また、3年次秋からのゼミ活動では、集ったメンバーが一丸となって助け合いながら就職活動や卒業研究、国家試験対策を行いました。卒業までの苦しい時期も、近くに仲間がいたから乗り越えられました。

将来、叶えたい夢・目標!

川崎医療福祉大学 卒業生

今は小児領域の呼吸・循環・代謝についてもっと知識を深め、さまざまなデバイスについても自力で操作管理できるようになることを目標にしています。また、小児の心臓移植やそれまでの橋渡しとなる人工心臓の管理などに関わる技士になるのが将来の夢です。

進路を考える高校生へのアドバイス!

私は当時文系でしたが高校二年の秋、この職種に就くため学校の先生の反対を押し切り、独力で理系科目を勉強し大学を受験しました。SNSが普及している現代、自分次第で目標を達成するための方法はいくらでも見つかります。ぜひ周りの人を沢山頼って最終的には目で見て肌で感じ、自分の信じた道を諦めず納得のいくまでチャレンジしてください。応援しています。

竹本 愛理さんのプロフィール
川崎医療福祉大学 卒業生
急性期も担う病院なので忙しさを感じることもありますが、その分チームの一員として貢献できた時の達成感はありますし、何より子どもたちの笑顔や感謝の言葉は変えられない宝物となります。また当センターは他職種との関りも深く、プライベートな時間を過ごすこともあり、働きやすさにも繋がっていると感じています。

この先輩が通っていたのは

川崎医療福祉大学