高校生のための
卒業生の声


全日本野球協会公認国際公式記録員・理学療法士
スポーツ学科 野球コース 2015年卒/
理学療法学科 2018年卒
整形外科 勤務
中村 風香
私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!
2019年のオランダのソフトボール五輪予選、アメリカのU-18ソフトボールワールドカップ、カナダのソフトボール五輪予選、台湾でのプレミア12に国際公式記録員として参加しました。野球とソフトボールは国際式のスコアが一緒なので、ソフトボールの試合もよく担当します。2021年には、東京オリンピックにも派遣されました。
オリンピックは他の国際試合と比べて注目度が高かったり、普段と異なる業務があったりと、プレッシャーも感じましたが、終始楽しんで臨みました。決勝を含む15試合を担当しています。
この仕事を選んだ理由・きっかけ!
高校時代に野球部のマネージャーをしていて、裏方で野球を支える楽しさを感じていました。だから将来も野球に携わる仕事をしたいな、と。それだけ考えていました。
履正社に進学したのは、野球を探究できる環境と、医療国家免許など様々な資格を取れる環境があったからです。でも、まさか自分が国際公式記録員として世界を飛び回り、理学療法士になるなんて入学した頃は、想像もしていませんでした。そういう引き出しがたくさんあるところが履正社の強みだと思います。
将来、叶えたい夢・目標!
今、国際公式記録員として海外で活動する日本人は私を含めて国内に2人しかいません。日本の高校野球とプロ野球で採用されているスコアのつけ方と、国際的に使われているスコアのつけ方は違っていて、用語も違います。履正社は日本で唯一、全日本野球協会公認の国際公式記録員養成校です。今は後進を育成する授業にも力を入れています。
進路を考える高校生へのアドバイス!
私は野球や医療が好きで、好きなことをとことんやっていたら今の仕事に就くことができました。だからまず好きなことを見つけて、チャンスがあればつかみに行ってほしいと思います。

この先輩が通っていたのは