卒業生の声

日本の文化そのものを感じられるのが日本料理です。文化を学ぶのは、料理人にとっても大切なこと。礼儀作法から器の扱い方から、何から何まで勉強になります。将来的には、お品書きも自分で書けるようになりたいですね。

辻調に入学するまでは、日本料理はダサいと思っていて。だけどいざ習ってみるととんでもない！繊細ですごく美しい。カウンターの向こうで働いている料理人たちが凜としていて、かっこよく見えました。盛りつけの華麗さにも衝撃を受けましたし、食べれば驚くほどおいしくて、『ここで働きたい』と思うようになりました。

自分らしさがなければ意味がないと思うので、似たメニューにはならないよう心がけています。考えたものが看板料理として残るかもしれない。そうなれば本望ですね。
ゆくゆくは地元で開業したいです。日本料理を知り、『日本に生まれて良かった』、そう感じてもらえるような、足を運びやすいお店を開きたいと思っています。