高校生のための
卒業生の声
「なぜ?」と「もっと」。その衝動に突き動かされています。


シェフパティシエール
製菓衛生師本科 2003年卒
kashiya勤務
藤田 怜美
私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!

洋菓子が入ってきたから、区別をするために和菓子っていう呼び方ができただけで、もともとは菓子屋しかなかったんですよね。だから和でも洋でもどっちでもいい、という自由な気持ちを店名に込めたんです。
和菓子と洋菓子の融合にこだわっているわけではなくて、つくるうえで何が一番合うかを考える引き出しの一つなんです。
学校でこんなスキル・力が身につきました!
洋菓子を知るには、フランスへ行かなければならない。アルバイト先のケーキ屋でそう実感し、辻調グループのフランス校で学ぶことが目標になりました。しかし大阪の辻製菓で学ぶ1年次に、フランスの伝統菓子を徹底的に学んだことが、すべての土台になっています。
この仕事を選んだ理由・きっかけ!
他店のデザートを食べても物足りなさを感じ始めていたとき、パリで参加した和菓子の研修会は本当に衝撃でした。洋菓子なら型に入れて作るような形を手作業で細かく仕上げていく職人の手さばきに心から感動して。材料も作り方も、何もかも全くわからない。その日のうちに、和菓子の修業をしようと決意しました。
将来、叶えたい夢・目標!

仕上がりを想定してできるのは、いまに生きています。こうすればこうなる、というのがわかっているので、まず失敗はありません。その分、『もっとこうすればおいしくなる』という創意工夫に、すぐ向かえるんです。
『もっと』の先には喜びや驚きがある。結局は、人を感動させたいという想いなんでしょうね。
藤田 怜美さんのプロフィール

辻製菓専門学校卒業後、フランス校へ。卒業後、『レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ』に勤務。2005年に渡仏し、バスクのレストランを経て、パリのレストランでシェフパティシエに。2010年、パリでの和菓子研修会への参加を機に、『亀屋良長』で和菓子職人へ。2014年9月、自身の店『kashiya』をオープン。
この先輩が通っていたのは