高校生のための
卒業生の声


作業療法士
医療技術学部 リハビリテーション学科 作業療法専攻(現:リハビリテーション学部 作業療法学科) 2020年3月卒
川崎医科大学附属病院勤務
真鍋 圭
私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!

私は精神科領域の作業療法士として川崎医科大学附属病院に勤めています。精神疾患を患っている方を対象に、楽しみの時間を提供することで、健康的な自分と手を繋げるよう支援をしています。また、認知リハビリテーションやソーシャル・スキル・トレーニングといった社会で適応していくための支援も行っています。
学校でこんなことを学んでいました!

生理学や解剖学など基礎的な教科を始め、評価学や治療学など作業療法士になるうえで欠かせないことを学びました。また、グループワークや他学科の学生との演習によってチーム医療の大切さを身に染みて感じました。これらの学びは臨床をしていく中での基盤となり私を支えてくれています。
この仕事を選んだ理由・きっかけ!

私の身近である人が精神疾患を患っており、周囲の人からの理解のなさや差別的な目に悩んでいました。その体験から、そのように苦しんでいる人たちの理解者となり、その人らしい生活を送ることが出来るように支援し、患者さんと共に歩んでいけるような作業療法士を目指そうと思いました。
学生生活のここが好きでした!

学生間で仲が良く、試験や実習の際に支え合えた点です。夜遅くまで学校に残り、みんなと励まし合いながら勉強したことは良い思い出です。また、先生との距離も近く、つらい時やしんどい時には先生方に手を差し伸べていただき、乗り越えられました。今でも連絡を取り合い、近況報告をしています。
将来、叶えたい夢・目標!

現在2年目であり、知識や技術など不足しているものばかりですが、患者さんの日常が少しでも豊かになる支援が出来るようになりたいです。そのために、学会での症例報告や認定作業療法士の取得を目標に自己研鑽や日々の臨床を積み重ねていきたいと思っています。
進路を考える高校生へのアドバイス!

進路を決めるにあたってたくさん悩むと思います。悩んだ時は、オープンキャンパスへの参加や大学が発信しているSNSを通して、実際の雰囲気や様子を見てみると大学生活がイメージしやすいと思います。勉強の合間の気分転換やモチベーションを上げるために活用してみてください。

この先輩が通っていたのは