高校生のための
卒業生の声


部長
調理師本科 2005年卒
株式会社カフーツ カフェ新規事業部 勤務
鶴見 昂
私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!

東京や大阪の店舗をサポートしながら、2016年からは熊本市で、地元の果物を使ったジャム、パフェやケーキなどを提供する『フラベド パー リゼッタ』のプロデュースを手がけています。生産者と話し合いながら製品をつくり、厨房にも入っている。
今はメンテナンスのような仕事がメインですね。スタッフの相談に乗り、レクチャーしていくような感じです。やっぱり現地のメンバーがお客様と共存しながら、お店を変化させていくほうが面白いと思うんですよ。各店が自分の手を離れて育っていくとうれしいし、やりがいを感じます。
この仕事を選んだ理由・きっかけ!

小学生の頃から家に一人でいることが多かったんですよ。時間を持て余し、母のレシピ本を見て始めたのがお菓子づくりのきっかけ。料理だとメニューに合わせた材料が必要だけど、お菓子なら家にある材料の配合を変えるだけで違うものがつくれる。それが面白かったんですよね。粘土やプラモデルのような遊びが、たまたまお菓子づくりだったんです。
将来、叶えたい夢・目標!

お客様からのリクエストを鵜呑みにして再現してしまうと、お店に来たときの特別感がなくなってしまいます。各方面からヒアリングしつつバランスを整えていく…“編集者”の仕事に近いかもしれません。僕にはあまり“個”がないので、編集していくほうが楽しいんです。熊本での展開がひと段落ついたら、今後はほかの生産地にも拠点をつくっていけたらなと思っています。
進路を考える高校生へのアドバイス!

ときには心が折れるケースもあるでしょうが、結局は自分にマッチするかどうかの問題です。固執しなければ、自分に最適な環境に巡り会えると思います。これからめざす人も、広い視野で食の楽しさを追求していってもらえたらうれしいですね。

この先輩が通っていたのは