高校生のための
卒業生の声
貴重な経験や人との縁、すべてが結実し、地元にピッツェリアを開けた。


オーナーシェフ
調理師本科 1999年卒
ピッツェリア エン 勤務
菊富 友一
私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!

教員として料理の指導にあたっていた頃、飲食店を展開していた学生時代の後輩から「料理を教えてほしい」と頼まれて転身。その店が軌道に乗り、今度は一緒にイタリア料理店をやらないかと提案され、『ピッツェリア エン』を開くことになったんです。教員時代に学んだナポリピッツァを提供できるよう、本場ナポリから船で取り寄せたピッツァ窯も導入して。メニューやサービス内容を試行錯誤し、1年ほどで経営も安定しました。だけどいずれは自分でやりたい思いがあったので、社長に買い取らせてもらえるようお願いし、オープンから2年と少しで独立させてもらいました。
今も教育が大きなやりがいです。たとえアルバイトでも、社会人になるためのステップアップとして、仕事というものに向き合って成長してもらえたらなと思っています。『ここで働けて良かった』と感じてもらえたらうれしいですね。
この仕事を選んだ理由・きっかけ!

高校で始めたアルバイトで、初めて飲食業に触れました。自分の盛り付けたものでお客さんからお金をいただくという感覚が新鮮で…面白い仕事だなと。いざ将来を考えたとき、選んだのが飲食の道でした。
進路を考える高校生へのアドバイス!

これだけネット社会になりましたが、結局は“人”です。僕は人に恵まれて、ここまでやってこられました。その時々で一生懸命頑張って、正直に生きていけば、人との縁に助けられていくと信じています。
菊富 友一さんのプロフィール

辻調理師専門学校卒業後、教員として辻調グループに入職。2008年から同グループのフランス校に勤務。帰国後はイタリア料理の専任教員として活躍。2013年に退職し、地元三田市の創作串揚げ店の料理長を任される。2015年に『ピッツェリア エン』をオープン。2019年には姉妹店『パティスリー エン』を開業。
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