高校生のための
卒業生の声
愛する地元に“想いをつなぐ”洋菓子を伝えたい


オーナーシェフパティシエ
製菓衛生師本科 2000年卒
菓子職人の小屋 デタント勤務
相森 真一
私の仕事の内容、やりがい、楽しさ!

実家の農機具小屋を活用し、2008年9月、『菓子職人の小屋 デタント』をスタート。おかげさまで最初の勢いがものすごく良かったんですよ。同級生のお母さん方が買いに来てくれるなど、地元だと優しく包んでくれるというか。これまで会うこともなかった旧友たちも、ケーキ屋だと来てくれるんですよね。誇らしいと周囲に自慢してくれるのもうれしい。やっぱり大好きな地元で開いて良かったです。
学校でこんなことを学んでいました!

知らないことだらけで、何もかもが面白かったです。なんせお菓子のことだけを勉強すればいいわけですからね(笑)。生まれて初めてファイルやバインダーを買って、絵を描きながらケーキのつくり方を記したりしていました。せっかく製菓の道を進むなら、本場のフランスで学びたい。素直にそう考え、そのために高校までじゃ考えられないぐらい、予習復習も毎日頑張りました。
この仕事を選んだ理由・きっかけ!

『TVチャンピオン』のケーキ選手権という企画で、当時、ホテルニューオータニ(幕張)のシェフパティシエだった横山(知之)さんが優勝されたんですよ。未知の世界だったから、男性がお菓子をつくっていること自体にも衝撃を受けて。かっこいいなと思っていたら、親の知人が、横山シェフの母校でもある辻調グループのパンフレットを見せてくれたんです。まだ進路のことも考えていないなか、突然現れた選択肢でした。
将来、叶えたい夢・目標!

努力の結果は必ず返ってくるもの。挫折しながらも諦めずに続けてきたからこそ、人のあたたかさに助けられ、いま、楽しく仕事ができています。お菓子づくりは楽しく、素晴らしい仕事です。若い人たちが夢をもてるよう、その楽しさもつないでいきたいですね。
相森 真一さんのプロフィール

佐賀県出身。高校卒業後、辻製菓専門学校に進学。辻調グループ フランス校への留学を経て、2001年『パティスリーナオキ』に就職。約6年間の修業を積み、2007年に『スイーツダイニング 2月14日』へ。その後、実家に戻って農機具小屋を改装し、2008年9月『菓子職人の小屋 デタント』をオープン。
この先輩が通っていたのは